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洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲
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洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲

最近はSNSの普及により、若い世代の方でもジャズに触れる機会が増えました。

ジャズを聴いていくなかで、甘いスローなジャズに魅力を感じたという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、ジャズバラードの名曲をピックアップいたしました。

知る人ぞ知る作品から、誰もが一度は耳にするスタンダードジャズまで、幅広く名曲を取りそろえましたので、ジャズマニアの方もそうでない方も楽しめる記事に仕上がっております。

制作までの詳しい経緯なども説明しているので、これからジャズを学びたいという方は、ぜひレビューの方にも注目してみてください。

洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲

(I Love You) For Sentimental ReasonsNat King Cole

1946年、ジャズシンガーの巨星、ナット・キング・コールさんが世に送り出した『(I Love You)For Sentimental Reasons』は、愛の告白を秀逸に表現したジャズバラードです。

本作の歌詞は、恋愛の感情が論理を超えた豊かさを映し出しており、ナット・キング・コールさんの滑らかなボーカルはそれをさらに際立たせます。

メロディーは心地よく流れるようで、聴く者に深い感動を呼び覚ますことでしょう。

ラブソングとして多くのカップルに選ばれ、時間を超えた名曲として今なお愛され続けています。

ジャズにしてはやや硬派な歌詞は、非常にロマンティックなので、ぜひチェックしてみてください。

RAG MUSIC 編集部

The Nearness Of YouNorah Jones

ジャズシンガー、ノラ・ジョーンズさんの甘く切ないバラード、『The Nearness Of You』。

この曲は感情を優しいメロディーにのせ、愛する人との至福の瞬間を描いています。

1938年に誕生し、多くのアーティストにカバーされた本作ですが、2002年にリリースされたノラ・ジョーンズさんのアルバム『Come Away with Me』では、彼女独自の解釈が加わり、新しい息吹を吹き込まれています。

わずかなブレスと共に感じる彼女のウィスパーボイスは、リスナーの心に寄り添うでしょう。

RAG MUSIC 編集部

What A Wonderful WorldLouis Armstrong

サッチモの愛称で親しまれるルイ・アームストロングさんの名曲『What A Wonderful World』。

1967年にリリースされたこの曲は、ジャズのスタンダードナンバーとしてだけでなく、平和への願いを込めた反戦ソングとしても知られています。

戦時中の暗さに対抗するかのような、明るく希望に満ちた歌詞とメロディが特徴です。

アームストロングさんのハスキーで温かみのある声が、日常の小さな幸せを優しく照らし出します。

大切な誰かに感謝の気持ちを伝えたい時や、世界と自分自身に平和を願う静かな夜に聴いてみてはいかがでしょうか?

RAG MUSIC 編集部

The Way You Look TonightMichael Bublé

現代のジャズシーンを代表するカナダ出身のシンガー、マイケル・ブーブレさん。

1936年に誕生し、ジャズの不朽の名作として輝き続ける本作は、2003年のアルバム『Michael Bublé』で現代風にアレンジし、彼の温かみのある声で聴かせてくれます。

歌詞の中には、愛する人の微笑みや優しさが心に与える深い影響と、それを前にした主人公の純粋な感情が描かれています。

マイケル・ブーブレさんならではの解釈は、本作を聴く全ての恋人たちにとって、愛の讃歌となることでしょう。

RAG MUSIC 編集部

Blue MoonDiane Shaw

イギリスはマンチェスターから世界へとその歌声を響かせるダイアン・ショウさん。

幅広いジャンルを横断する彼女の歌唱は、聴く者の心を瞬く間につかみます。

特に『Blue Moon』では、ジャズとソウルの絶妙な融合が体感できますよ。

孤独から始まり、突然の恋に心奪われる主人公の情景が心に浮かびます。

2009年のアルバム「Jazz Nites」に収録されたこの曲は、夜空を見上げながら感傷にふけりたいときにぴったり。

誰もが感じる淡い哀愁とともに、暖かい希望をも感じさせてくれる名バラードです。

ジャズファンはもちろんですが、ソウルを愛するすべての方々にもオススメしたい名作ですね。

RAG MUSIC 編集部

Besame MuchoYasek Manzano Quartet & Daime Arocena

ジャズバラードの金字塔『Bésame Mucho』を、ジャセク・マンサーノ・クァルテットさんとダイメ・アロセナさんが独自のノイアーな世界観で解釈した本作は、1940年に15歳の少女が作り出した歌詞を現代風に再構築しています。

情熱と不安が渦巻くこの名曲に加えられた新しい味わいは、誰もが知っているはずのメロディーに新鮮な彩りを与えてくれるでしょう。

1980年生まれのトランペット奏者、ジャセク・マンサーノさんと、キューバの才女ダイメ・アロセナさんのコラボレーションは、単なるカバーを超えた芸術作品といえます。

深い哀愁と愛おしさが共存する本作は、ジャズファンはもちろん、新しいジャズの世界に足を踏み入れたい方にもピッタリですよ。

RAG MUSIC 編集部