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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲
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洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲

ジャズの歴史はロックやポップスよりも長く、サブ・ジャンルが多く存在することもあり、何となく敷居の高さを感じられている方は多くいらっしゃいますよね。

イメージで苦手意識を持っている方もいるかもしれませんが、時代をこえて愛され続けるスタンダードなナンバーから、CM曲や映画音楽など、どこかで耳にしている曲がジャズの名曲だったりするというのは、実はとても多いんですよ。

そこで今回の記事では、ジャズ初心者でも楽しめるオススメの名曲や人気曲を集めてみました。

往年のジャズ・ナンバーを中心として、近年注目を集めるジャズ・アーティストの名曲なども織り交ぜつつ、バラエティ豊かな選曲でお届けします!

もくじ

洋楽ジャズの名曲。おススメの人気曲

Moanin’Art Blakey

ジャズの歴史における重要な名曲というだけでなく、ジャンルの枠内をこえて高い知名度を誇る名曲中の名曲といえば、こちらの『モーニン』です。

「ナイアガラ・ロール」と呼ばれるドラム奏法が有名なジャズ界の伝説、アート・ブレイキーさんが1958年にリリースした傑作アルバム『モーニン』のオープニングを飾る表題曲。

ブレイキーさん率いるジャズ・メッセンジャーズのピアニスト、ボビー・ティモンズが作曲を手がけたこの楽曲の素晴らしさを今さら言及するまでもありませんが、ファンキー・ジャズの代表的な楽曲として、ここ日本においてもCMなどで起用されていますし、耳にしたことがあるという方も多いのでは?

これからジャズを聴こうとされている方へ、まずはオススメの1曲です!

KOH-1

Sakura Stamp矢野沙織

2005年3月23日にリリースされた矢野沙織さんのアルバム『Sakura Stamp』は、春の訪れを告げる魅力あふれる作品です。

トランペット奏者のニコラス・ペイトンさんやテナーサックス奏者のエリック・アレクサンダーさんといった実力派ミュージシャンたちとのコラボも光る本作。

タイトル曲の『Sakura Stamp』は春の柔らかな風を感じさせるような、やさしくて温かい音色が印象的ですよ。

ジャズファンのみならず、春のドライブやピクニックのお供にもオススメのナンバーです。

矢野さんのみずみずしい演奏は日本の春を象徴するかのようで、思わず心が躍りますね!

RAG MUSIC 編集部

Circles On BlackJosh Lawrence

春の訪れとともに息づく街角に、ジョッシュ・ローレンスさんのトランペットが響き渡ります。

アルバム『Contrast』に収められた『Circles On Black』は、2018年3月に届けられました。

メロディアスでありながらも洗練された現代ジャズのエッセンスがちりばめられた本作は、春の日差しを浴びながらのんびりと聴きたい1曲です。

特に春の始まりにふさわしい、再生の季節を表現するような爽やかさを感じさせますね。

愛する人とゆっくり歩きながら、またはひとり落ち着いて過ごす春の午後にオススメです。

どうぞこの楽曲で、あなたの春を彩り豊かにしてくださいね!

RAG MUSIC 編集部

Don’t Know WhyNorah Jones

2000年代以降のジャズを知りたい、歌モノのジャズ・ナンバーで良い曲を探しているといった方であれば、こちらの『Don’t Know Why』は確実に押さえておくべき大名曲です!

00年代以降のジャズ界を代表するシンガー兼ピアニスト、ノラ・ジョーンズさんが2002年にリリースした傑作デビュー・アルバム『Come Away With Me』に収録されているナンバーです。

日本でも大ヒットを記録したこのアルバム自体、旧来のジャズ・ファンのみならず日ごろポップスを聴いている方や、女性シンガー好きにも幅広く浸透しました。

穏やかな午後のカフェでこの曲が流れ出したら、もう最高の気分になってしまうことは間違いありません。

ジャズに抵抗があるという方でも、すんなり聴けるであろう普遍的な魅力を持ち合わせた楽曲ですよ。

KOH-1

Waltz For DebbyBill Evans

世界中のジャズ・ファンの中でも、とくに日本のジャズ好きにおけるピアノ・ジャズの人気は圧倒的に高いと言われています。

ジャズ・ピアニストとして最も有名な存在であり、その知的かつ繊細なスタイルが「ジャズピアノの詩人」とも称されるビル・エヴァンスさんは、ピアノをメインとしたモダン・ジャズを知る上では避けては通れない存在です。

エヴァンスさんの残した功績を短い文章で語ることは不可能ですが、ここでは日本で大ヒットを記録した名ライブ盤『ワルツ・フォー・デビイ』にも収録されている表題曲を紹介します。

エヴァンスさん本人が作曲したオリジナル曲であり、スタンダードナンバーとして世界中で愛され続けている名曲です。

エヴァンスさんを軸として、25歳という若さで亡くなったベーシストのスコット・ラファロさんと、多くの名盤に参加したドラマーのポール・モチアンさんという黄金のトリオが織り成す、見事なアンサンブルの妙をぜひお楽しみください!

KOH-1

Blue TrainJohn Coltrane

ジョン・コルトレーンさんが1957年に発表したアルバム名にもなった『ブルー・トレイン』は、ブルーノート・レーベルの中でも人気のある1500番台の名盤で、ジャズの醍醐味が体感できる1曲です!

マイルス・デイヴィス・バンドで演奏をともにしたベースのポール・チェンバースさんと、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズさんのグルーヴを軸に、ジョン・コルトレーンさんとリー・モーガンさんの管楽器の掛け合いが素晴らしい好演が魅力です!

Abedy