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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで
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クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

クリスマスをちょっとオシャレに過ごしたい、ハッピーでロマンチックなクリスマスに憧れる……そんな方にオススメなのが、クリスマスソングのジャズナンバーです。

誰もが知っているクリスマスソングのジャズ・アレンジは多くのアーティストが挑戦しており、クリスマス・アルバムとしてリリースしているケースも多いのです。

本稿では、ジャズ初心者の方でも楽しめるクリスマスに聴きたいジャズナンバーの名曲をたっぷりとご紹介します!

定番中の定番から隠れた名曲、さらにはアーティスト自身によるオリジナルのクリスマスソングまで、新しい楽曲も含めたラインアップをぜひお楽しみください。

もくじ

クリスマスにぴったりのジャズナンバー。定番から隠れた名曲まで

Have Yourself A Merry Little ChristmasSamara Joy

ミュージカル映画『Meet Me in St. Louis』の中で歌われた曲がこちらです。

ジャズのスタンダードナンバーとしては有名なクリスマスソングで、美しいメロディーが魅力的な1曲ですね。

親の仕事で引っ越しすることになった家族が未来への期待を込めて歌うこちらの歌は切なさもあってとても一言では言い表せないイメージを持っています。

たくさんのジャズ歌手が歌っていますので、聴き比べてご自分のベストバージョンをみつけてください。

サマラ・ジョイさんはバラードで歌いがちなこちらの曲を軽快な3拍子で華麗に歌っています。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

God Rest Ye Merry, GentlemenOscar Peterson

こちらの曲は18世紀に出版されたイギリスの古いクリスマスキャロルです。

有名な曲ですので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

タイトルは日本では『世の人忘るな』と訳されています。

その有名な曲を、オスカー・ピーターソンさんがスインギーなジャズにアレンジして演奏しています。

どんなクリスマス曲も自分の曲のように変えてしまうオスカー・ピーターソンさん、とても魅力的ですね。

教会などで演奏されている原曲と聴き比べてみるのもおもしろいです。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

The Christmas SongElla Fitzgerald

こちらの曲は数あるジャズのクリスマス曲の中でももっとも有名な1曲といえるでしょう。

1944年に歌手のメル・トーメさんがボブ・ウェルズさんと作った曲で、クリスマスのすべてが詰まったような歌詞です。

実は夏の暑い時に涼しくなろうとした2人がクリスマスのことを空想してできた曲だといわれています。

おしゃれな遊びが名曲になったなんて、センスがいいですよね。

こちらの曲もエラ・フィッツジェラルドさんをはじめ、有名なところではナット・キング・コールさんなど、名だたる歌手が歌っているので、ぜひ聴き比べてみてください。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

We Three KingsRamsey Lewis Trio

『我らはきたりぬ』という邦題のついたこちらの曲は、1857年に作られたクリスマスキャロルです。

クリスマスにキリストに贈り物をささげるためにやってきた3人の王について歌っています。

3拍子のちょっとメランコリックなこちらの曲をラムゼイ・ルイスのトリオがアレンジし、ちょっとファンキーなテイストを加えて演奏しています。

トリオで演奏しているので、タイトルとイメージがかぶっておしゃれです。

原曲と聴き比べてみるのもおもしろいのでおすすめですよ。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Snow fallAhmad Jamal

心地良いピアノの音色と軽やかなドラムスが絡み合う中、『Snow Fall』はクリスマスの夜を優雅に彩るジャズナンバーです。

アーマッド・ジャマルさんの演奏には独特の空間を感じさせる魅力があり、リスナーを穏やかな雪景色へと誘います。

表現豊かな手法で知られる彼のトリオが奏でるこの曲は、心温まるクリスマスイブに洗練された音楽体験を提供してくれるでしょう。

冬の夜長、暖かな室内で重ねる会話の間に紡がれるメロディは、ロマンティックなひと時をお楽しみいただくための、オススメの選曲となること間違いなしです。

お部屋に流れるジャズの調べに耳を傾けることで、今年のクリスマスが一層特別なものになるでしょう。

RAG MUSIC 編集部

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