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ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

ジャズボーカルというと、男性ボーカルによるものも魅力的ですが、女性ボーカルのジャズにはポップミュージックの歌唱とは一線を画した魅力があります。

その人生を刻み込むかのような、感情豊かな歌唱によって楽曲に命を吹き込む、魅力的な女性ジャズシンガーをご紹介します。

「三大ジャズ女性ボーカル」と呼ばれる伝説のシンガーから、現代ジャズシーンを代表するアーティストまで、ジャズの歴史を彩る女性ジャズシンガーをご紹介しましょう。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

Don’t ExplainCassandra Wilson

ざらついた質感のブルージーな低音ボイスを持ち味に、ジャズからポップス、ワールドミュージックまで歌いこなすカサンドラ・ウィルソン。

2001年には『タイム』誌で「アメリカズ・ベスト・シンガー」に選出され、現代ジャズシーンにおいて確固たる存在感を示しています。

Yu Kishimoto

Something CoolJune Christy

ジューン・クリスティは1940年代初頭、ジャズ・ビッグバンドのシンガーとして活動していたものの、なかなか芽が出ませんでした。

しかし、その後のクール・ジャズのムーブメントに乗って、その軽やかな歌声と高い歌唱力という魅力を存分に発揮。

1950年代には、白人女性ソロシンガーの代表格として人気を博しました。

Yu Kishimoto

The Days of Wine and RosesRosemary Clooney

1945年に歌手デビューをしたローズマリー・クルーニー。

全米ナンバー1になる大ヒット曲「Come On-a My House」を持つ世界的に有名なジャズシンガーです。

少しハスキー、そして張りの強い声で品のいいスウィングナンバーをしっとりと歌っています。

I’m Old FashionedMargareta Bengtson

スウェーデンのコーラスグループ「ザ・リアル・グループ」で活動していた、マルガリータ・ベンクトソンのソロデビューアルバムの1曲目の収められています。

声楽を習っていたという歌声は、しっとりとしていて上品、そして透き通るようでクリア。

心地良く聴いていられます。

La TerrazzaCaro Josee

ドイツ出身のジャズシンガー、カロ・ジョゼ。

しっかりとした演奏をバックに、古いジャズシンガーの歌唱を継承したような歌い方でじっくりと聴かせてくれます。

ミディアムテンポのスウィングナンバーで、軽快なアレンジが楽しめるオススメ曲です。

Tea For TwoBeverly Kenney

クラブで歌っていたところをスカウトされデビューしたジャズシンガーのビヴァリー・ケニー。

この曲はピアノとのデュオで、彼女のキュートな歌声がクリアに聴こえ、聴き終わった後に爽快感がたっぷり残る楽曲だと思います。