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コンテンポラリージャズの名曲|新旧合わせて紹介!
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コンテンポラリージャズの名曲|新旧合わせて紹介!

スムーズジャズやフュージョンをまとめたジャズの総称、コンテンポラリー・ジャズ。

直訳すると現代ジャズという意味ですが、1940年代のジャズもコンテンポラリー・ジャズにあたり、いまいちイメージがつかめない方も多いと思います。

今回はそんな方に向けて、幅広い年代からコンテンポラリー・ジャズの名曲をピックアップしてみました。

キャッチーな曲が多いので、ジャズを詳しくない方でも楽しめると思います。

ぜひ最後までゆっくりとご覧ください。

コンテンポラリージャズの名曲|新旧合わせて紹介!

Strange FruitBillie Holiday

レディ・デイの愛称で親しまれている、アメリカ出身のジャズシンガー、ビリー・ホリデイさん。

薬物依存症やアルコール依存症など、生前は問題の多かった彼女ですが、その音楽性は高く評価されており、特に人種差別を訴えた作品はその中でも高い人気をほこります。

こちらの『Strange Fruit』は、そんな彼女の人種差別を訴えた代表的な作品で、独特の構成と暗い内容で有名な『暗い日曜日』をイメージさせるリリックが強烈なインパクトを残します。

Ryo

I Can’t Stand The RainCassandra Wilson

スムーズな歌声が魅力的なアメリカのジャズシンガー、カサンドラ・ウィルソンさん。

こちらの『I Can’t Stand The Rain』は、ソウルシンガーのアン・ピープルズさんが1973年にリリースした曲です。

オリジナルであるアンさんバージョンは、ジャズというよりもソウル、ブルースの要素が強く、どこか60年代のロックを思わせるところがあります。

こちらのカサンドラさんバージョンは一味違い、オリジナルに比べて、ダークな印象があります。

ジャズ、ブルースの色が濃く感じられますね。

どちらのバージョンにしても、メロディの良さが引き立つ1曲です。

宵待ジェーン

Loud JazzJohn Scofield

複雑な変拍子も、違和感を与えることなくするりと乗りこなす、完成度の高さが印象的な名曲、『Loud Jazz』。

ジャズギタリスト、ジョン・スコフィールドさんが1988年にリリースした楽曲です。

ジャズをベースに、R&B、ロックといったさまざまなジャンルが混じった音楽をフュージョンと言います。

この『Loud Jazz』が収録されている同タイトルのアルバムも、フュージョンの名盤として知られており、ファンからも人気な一枚です。

ジョン・スコフィールドさんの正確なギタープレイが楽しめる1曲です。

宵待ジェーン

What You Won’t Do for LoveBobby Caldwell

1970年代か1980年代にかけて流行した、AORというジャンルの代表的なシンガー、ボビー・コールドウェルさん。

AORとはアダルト・オリエンテッド・ロックのことで、大人向けの内容やメロディーに仕上げられた音楽を意味します。

こちらの『What You Won’t Do for Love』は、ボビー・コールドウェルの代表的な作品の1つで、ストレートでありながら大人の雰囲気がただようキャッチーなコンテンポラリー・ジャズをイメージさせる作品です。

Ryo

Under Northern LightsKeiko Matsui

日本を代表するジャズ・ピアニスト、松居慶子さん。

コンテンポラリー・ジャズの代表的なアーティストで、2001年には日本人で初めて、ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートで1位を獲得しました。

そんな彼女の作品のなかで、特にオススメしたい作品が、こちらの『Under Northern Lights』。

スムース・ジャズのようなメロディーを非常にゆっくりなテンポで演奏している個性的な作品です。

ぜひチェックしてみてください。

Ryo

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